エコグローブ(エコグローブ舗装)とは |
天然のマサ土と自然原料を使用した無機系の固化剤を主成分とする人体や環境に無害の舗装材を用いた舗装です。アスファルトに比べて自然景観に違和感が少なく、透水性や保水性を有しているのが特徴です。保水された水分が気化する際に舗装面が冷却され、アスファルト舗装に比べて相対的に表面温度が低くなることが予想されます。
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エコグローブの特徴 |
雑草をシャットアウトします。 |
エコグローブを敷き均し施工すると、雑草の種子が付着しても発芽しません。すでに植えてある樹木は土中から水分・養分の補給を受けられます。根が張った植物の周りに施工すれば雑草をシャットアウトしてその植物だけ育成することができます。 |
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土壌の流出を防ぎ、表面を保護します。 |
豪雨などの場合、土の庭や歩道は雨水とともに土砂が流れ出てしまい、深い溝や土砂崩れの原因になります。エコグローブは、強固な保護面をつくりますので土砂の流失や泥濘化を防ぐことができます。 |
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自然色の景観と質感。 |
真砂土を使用していますので、公園、運動場などアスファルトやコンクリートによる景観上の違和感が改善されます。また、夏季の日差しによる照り返しも、従来の舗装に比べ軽減しますので地球温暖化の防止にもなります。また、雨天時に土が靴に付着することもなく、強風時には土ぼこりが立ちません。 |
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透水性・保水性に優れています。 |
エコグローブは硬化後も透水性がありますので、水溜りができにくく、地下へ給水を行ないますので周辺の草木は自然に水分補給ができます。また、微細な隙間があるため水を蓄えることができ、ゆっくりと土壌に排水します。そのため、乾燥を防ぎ樹木への撒水や水不足から守ることができます。
ヒートアイランド現象を緩和できます。舗装面が透水・保水した水は、太陽熱や風によって蒸発が促されます。このとき、水が気化熱を奪うことで舗装面が冷却されヒートアイランド現象の緩和になります。 |
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人体・環境に優しい製品です。 |
エコグローブの主成分は、天然の真砂土と自然の原料を使用した無機系の固化剤からできていますので、人体や環境に全くの無害な製品です。 |
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簡単施工・耐久性に優れています。 |
敷き均し後、コテで押えるだけの簡単な施工方法です。外的な要因でヒビ割れしない限り、劣化はほとんどありません。ヒビ割れ等が発生した場合は、その部分を切り取って補修を行なう事ができ、部分的に撤去したい場合は、カッター等で切り除去してください。廃材は砕いてそのまま土壌還元することが可能です。 |
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エコグローブの用途 |
・道路路肩・道路法面・中央分離帯・歩道植樹区分帯の保護と防草
・庭園・公園等の遊歩道保護と防草
・ヒートアイランド対策・工場・学校等の防草 |
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エコグローブのカラーバリエーション |
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エコグローブの施工方法 |
シャワー工法・・・乾燥状態の材料を敷き均します。 |
練り工法・・・基材を練り合わせて敷き均します。 |
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シャワー工法の施工手順 |
1.スキ取り・除去 |
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施工場所を施工厚さの分だけ削ります。また、この時、雑草とその根を除去することにより高い防草効果を発揮します。 |
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2.不陸整正 |
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施工面の凸凹をなくし、転圧機材やテコ等を使って締め固めます。下地材として砕石を用いますと、より強固な下地が出来ますので砕石の使用をお勧めします。また、歩道用としては砕石による下地は必須となります。 |
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3.材料の敷き均し |
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袋を開け乾燥状態のまま材料を、スコップやレーキを使って均一に敷き均します。この時粒度の片寄りに注意してください。 |
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4.散水 |
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仕上げ面を荒らさないように、細目のジョーロや噴霧器を使い散水します。散水量が少ないと下層まで水が届かず硬化しないので注意して下さい。 |
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5.養生 |
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型枠などの取り外しは、十分な乾燥硬化を確認後行って下さい。施工後は、最低3日以上養生して下さい。 |
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練り工法の施工手順 |
1.施工場所の整正 |
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施工場所の草木の根やガラなどを完全に除去してから、転圧を十分に行い強い下地をつくります。 |
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2.転圧、不陸整正 |
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歩道、遊歩道の場合:ローラー等により十分に転圧し強い仕上り面をつくります。
雑草防止の場合:施工場所にあわせて、ローラー・ドハ夕タキ・コテ押さえ等により転圧を十分に行います。 |
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3.ミキサー練り(混合) |
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基材25kgをミキサーへ開封し、水3.5~4リットルを入れてバサモル程度に混含します。なお、水分量が多いと、透水性が劣ることがありますので、水分量は規定水量内で混合して下さい。 |
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4.敷き均しと仕上げ |
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練り合わせた基材を施工する下地へ敷き均します。(定規またはレーキ等で均ーにします)コテで厚みを平均に伸して、ローラーまたはコテなどで転圧します。コテで仕上げる場合は、コテムラがないように均ーに仕上げて下さい。ローラーの場合も、均ーに行って下さい。(ローラーの線ができたときは、コテで叩いて消すようにして下さい) |
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5.養生 |
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型枠などの取り外しは、十分な乾燥硬化を確認後行って下さい。施工後は、最低3日以上養生して下さい。 |
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